今更聞けないTOEICってどんなテスト?レベルはどれくらい?

  • 2017-12-28
  • 2018-03-07
  • TOEIC
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こんにちは、TOEICを初めて受けるまでは正直TOEICは敷居が高くとってもレベルの高いテストだと思っていたSCRACHH COライターのJIN(@ScratchhEnglish)です。

みなさんは周りに

「TOEIC800点持ってるんだー」

と言っている人が居たらその人の英語力がピンときますか?

その人が

「TOEICっていうのは990点満点のテストだよ」

なんて付け足してくれたら

「あー990点満点の800点ってことは結構凄いのかな?」

と思ったりするかもしれませんが実際テストの難易度が分からない事にはこの「800点」がどれくらい凄いのか、凄くないのか分からないはずです。

そして「TOEICで満点を取った!」という人が居れば

「あーこの人は英語がペラペラなんだろうなぁ」

なんてイメージが沸くかもしれません、しかし繰り返しになりますがテストの難易度自体が分からなければ満点がどれくらい凄いのかも分かりません。

今回の記事ではそんなTOEICの

  • 難易度やレベル
  • 必要な英語力
  • どのようなレベルの人が受けるべきテストなのか
  • TOEICで満点を取れば「バイリンガルなのか」

を解説していきます。

TOEICのレベル、難易度解説

TOEICの公式サイトではテストについてこのように説明しています。

TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。

出典:TOEIC

英文のみのテストで翻訳の能力などが問われることはないという簡単な説明です。

これだけでは正直どれくらいの難易度なのか分かりませんね。

TOEICは990点満点のテストでありリーディング495点リスニング495点ずつが配分されているテストです。

そして公式サイトでリーディングで495点から425点(一般的に満点近いかなり高得点)を取る人はこれくらいの事が出来ますよ、という指標も発表しています、少し抜粋して紹介します。

一般的に以下の長所が認められます。

  • 文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。

  • 意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。

  • 文章全体にわたる情報を関連付けることができる。関連する二つの文章のつながりを理解できる。

  • 幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できる。また、似たような意味で使われる複数の単語を区別することができる。

  • 規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

出典:TOEIC

あれ…意外と謙遜しているのか…満点を取ってもあまり高いレベルになさそうな感じの文面なのですが…

僕の思い違いの可能性もあるので今度はリスニングで495点から375点を取ったらどれくらいのレベルなのかの説明を見てみましょう。

一般的に以下の長所が認められます。

  • 短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであっても、幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。

  • 長い聴解文において、幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。情報の繰り返しや言い換えがなかったり、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるときでも、同じことができる。

  • 短い会話において、否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。

  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり、情報の繰り返しがなくても、話の詳細が理解できる。情報が言い換えられていたり、否定構文が使用されていても、詳細が理解できる。

出典:TOEIC

え?「短い会話において??」しかも「文脈が推測できる?」

さぁみなさんお気づきでしょうか?

TOEICは実はそんなにレベルの高いテストではなく満点近く点を取ったとしても多くの人はこの程度の事しかできるようにはなりません(個人差はありますが)

実際僕も初めて受験した時は拍子抜けするくらい簡単だと肌で感じました。

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例えばこんな問題が出題されています

TOEICでは基本的に

  • リーディング
  • リスニング

しか問われることはありません(TOEIC Speaking and Writing testというスピーキングとライティングのテストもあるが普及はあまりしていない)

うーんまずこの時点でとっても色々が欠如しているテストだという事が分かります。

公式サンプルテストではこのような問題が出題されています

No. 103 Gyeon Corporation’s continuing education policy states that ——- learning new skills enhances creativity and focus.

(A) regular
(B) regularity
(C) regulate
(D) regularly

出典:TOEIC

えぇぇぇ??

こう言う類のテストどこかで見たことある!と思う人も多いはず、それもそのはず高校の英語テストや大学受験の英語の問題に酷似しているのです。

この類の問題は英検準1級でも出てきませんよ。

 

僕が大ネガキャンしていると思われても困るのでもう一つ例題を挙げましょう。

Questions 131-134 refer to the following e-mail.
Part6 texts

No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

ABCD

No. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

ABCD

No. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

ABCD

No. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

出典:TOEIC

えぇ…これも英検2級で出ていても驚かないですね。

英検2級が高校卒業程度の英語力だと考えると…TOEICの多くの問題は高校レベルの英語だという事になりますね。

僕が実際に受験してみてもやはり英検2級程度のレベルの問題が多いと感じました。

どんな人が受けるべきテストなのか

残念ながら多くの企業は応募者の英語力の指標としてTOEICを採用しています。

なので少しでも英語の能力が必要とされる企業への就職活動を行っている人は問答無用で受けなければいけないテストではないでしょうか。

しかし就職活動中の大学生や転職活動中の社会人など以外でTOEICを受けるべき人は個人的にはいません。

特に英語の勉強をしたい人がTOEICに向けて勉強して受験するのは大間違いです。

英語が勉強したいならスピーキングとライティングがあり級制度があるレベルの高い英検のが圧倒的に身になりますし英語力を総合的に上げることが出来ます。

「ネガキャン乙」

なんて思う人も居るかもしれませんが個人的にはかなり質の低いテストだと思っています。

信じるか信じないかはあなた次第ですけどね!

TOEICで満点を取れば「バイリンガルなのか」

これは見ようによります。

例えば宇多田ヒカルさんとか河北麻友子さんシェリーさんなどのマジもんのバイリンガルの人がTOEICを受けて満点を取れば勿論彼女たちはそのままバイリンガルです。

しかし元からバイリンガルではない人がTOEICで満点を取ったからと言ってバイリンガルにはなりません。

先ほども言ったように英検2級で出題されるような問題が多いテストで満点取っても確かに1問も間違えなかったことは称賛に値しますがだからと言って英語力が凄い!とは一概には言えませんよね。

とにかくTOEICは勉強をすれば取れる高校の期末テストのようなもんです。

なのでこのテストで満点を取ったからと言ってその人が「英語がペラペラ」で「バイリンガル」なんて事は一切ないのです。

TOEICについてはもう少し詳しく自分の意見も入れた記事を書いているので気になる方は是非読んでください。

ABCD

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