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こんにちは、偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を取得したSCRACHH COライターのJINです。
この英会話フレーズシリーズではこんな時英語でなんて言えばいいの?何ていうのが正解なの?という質問にシンプルかつ濃く答えていくシリーズです。
今回のテーマは
「ありがとう」
これまで様々なフレーズの英語バージョンを紹介してきましたが、ありがとうって日本語だと割と独占的なフレーズですよね。
大体ありがとうから派生した「ありがとうございます」とか「ありがと」などのものが感謝の気持ちを表すフレーズのほとんどを占めているような気がします。
英語に関しては割と「Thank you」以外にも「ありがとう」を表現するフレーズがあったりします。
今回の記事では「Thank you」以外の英語のありがとうフレーズをどのような状況、相手に向かって使えるのかなどを解説しながら紹介していきます。
Cheers
すいません最初にイギリスのフレーズを紹介させてください
Cheersって聞いたことある人結構いるかもしれません、そう、日本語で言う「乾杯!」ですね。
イギリスではこのCheersを「ありがとう」として使います、それもかなり多くの人が使っています。
イギリス英語の要素が残っているオーストラリアやニュージーランドでも使われているみたいですね。
ただこのフレーズは割と軽めなありがとうです。
どれくらい軽いのかと言われると正直説明しにくいですが、日本語で言うなら「ありがと!」とか「センキュー」くらいでしょうか、英語で言うなら「Thanks!」くらいかな。
僕もイギリスに行った最初の頃はイギリス人っぽく喋りたいと思って積極的に使っていましたがなんだかんだ途中で使うのは止めて今じゃほとんど使わないです。
イギリスなどに行くときに自分で使わないにせよ知っておくと便利なので覚えておくと良いですよ!
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Thank youの派生形たち
ありがとうがありがとうございますになるように…
さぁ日本語でも基本形の「ありがとう」が場面に合わせて色々な形に変わりますよね。
これは英語でも一緒です。
以下がよくある派生形と簡単な感覚的な聞こえ方です。
- Thank you very much→ありがとうございます
- Thanks→ありがと
- Thank you/thanks so much→本当にありがとう(ございます)
- Thanks a lot/bunch→ホントにありがとね
基本的なものだとこれくらいでしょうか、例えばThank you very muchとThank you so muchの感覚的な違いで言うとSo muchのがVery muchよりも感情がこもっている感覚があります。
その代わりVery muchの方が形式的で丁寧なイメージがあります。
あとはどの言語ではそうですが、もちろん略さない方がより丁寧な表現になるのでThank youの方がThanksよりもより丁寧な表現になります。
なのでThanks a bunchなんかは丁寧に話をしたい人に向けてはなかなか使わない方がいいですね。
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I(really)appreciate it
ありがとうとはちょっと違うけど…
感謝の気持ちを表す際に使えるフレーズです。
「ありがとう」と完全に一致するかどうかと言われれば正直微妙ですがよく使われる表現です。
例えば誰かに何かしてもらった時や誰かが自分の為に何かしてあげるよ!と言ってもらった時に特に使えます。
Appreciateは感謝する、ありがたく思うという意味がある動詞ですのでitの部分にかかる何かに対して感謝を表しているという意味です。
そしてここも重要な所なのですが、I appreciate itはThank youと組み合わせて使う事ができます、むしろ連結したフレーズとして使われることがかなり多いです。
先ほど言ったように「I appreciate it」は「Thank you」とは完全に一致するわけでは無いので、例えば
「明日~行くなら車で送ってってあげるよ」
なんて言われたら
「Oh really? Thank you! I appreciate it!」
みたいな感じでも使えます。
あとAppreciateは受動態でも使えます、例えば
Your support is greatly appreciated.
直訳するなら「あなたのサポートはとても感謝されています」ですが、要は「あなたのサポートにとても感謝します」という事です。
GreatlyのようにAppreciateに副詞を掛ければもう幅の広がった細かいワンランク上の文が作れます。
Thank youと一緒に使えるフレーズたち
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Thank youにもう一言加えればより気持ちが伝わる?
先ほどI appreciate itで、Thank youと一緒に使う事ができる、と言いましたが、その他にもThank youに繋げて使える言葉があります。
一言で返事をするよりももう一つ付け加える事でより強い感情、詳しい感情を伝える事が出来るのでかなり便利です。
そのような例を簡単に並べていきます
- Thank you! You’re the best!(ありがとう!あなた最高!)
- Thank you! I don’t know what to say! (ありがとう!なんて(お礼を)言ったらいいのか分からない!
- Thank you! That’s very kind of you!(ありがとう!とっても優しいんですね!)
- Thank you! I owe you one!(ありがとう!一つ借りが出来たね!)
- Thank you! What would I do without you?(ありがとう!あなたが居なかったらどうなってた事やら)
全部Thank youの後ろに付けましたが基本的に会話なら前後入れ替えても問題ありません。
ただ、これらは全て仲の良い友達とフランクに話すときに使えるフレーズですね。
今日この記事では主に
- イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは全く違う「Thank you」がある
- Thank youの形を変える事で色々な場面に合わせる事ができる
- Thank youと一緒に使ってより幅を広げるようなフレーズがある
- 「ありがとう」の様々な形を知る事で色々な場面で臨機応変に使い分ける事ができる
という4点を主に話してきました。
英語を話す際はしっかりと日本語の感覚とは切り離して言葉を使い分けながら使っていきましょう!